テレビを見ない俺なのでこのドラマの情報は一切知らなかった。
それが今朝ラジオを聴いていたらパーソナリティの上ちゃん(ニッポン放送あさぼらけ)が、このドラマをお勧めしていたのでTVerで視聴した。
https://www.fujitv.co.jp/shimuradorifu/
俺は正しくドリフターズ全盛時代に小学生、その笑いに熱中したかって言うとそんな事もなかったが毎週土曜日は全員集合を観るってのは1週間の終わりのルーティンだった。
ドラマは志村がリーダーのいかりや長介宅へ押しかけ、弟子入りを懇願するシーンから始まる。
付き人時代を経てドリフの正式メンバーになり、悩みながら成長し、志村けんの笑いを確立していく様子が当時のコントやエピソードを交えて描かれていた。
荒井注が脱退した時の様子は今でも覚えていたし、コントがそのまんま再現されていて、今のお笑い番組には笑えない俺が思わず吹き出してしまうくらい可笑しかった。
何より加藤茶役の勝地涼が秀悦で、コントシーンなどまるで憑依されていたかのよう。
昭和って言う時代の空気感が何より心地良かった。
全員集合が打ち切りになるその要因の一つになった裏番組の方を中学生の頃は熱心に観ていたが、生放送であれほどのクオリティーの番組を毎週作り上げていた当時のドリフターズ一座のパワーと団結力は、今では考えられないほど強いものだったのだろう。
今ならTVerで観られる。
年末ちびちび酒呑みながら笑ってしみじみするにはとても良いドラマです。
