おおたくでぷるあっぷ

既婚でゲイのクソ野郎、男好きな人にだけ読んでほしい

趣味を持つ

父親が入院して暫くになる。
父親94才。
認知症のケアって感じの入院だが、
要は家族(姉夫婦)の手に負えなくなってしまったから・・・

義兄に対する暴言や暴力、
孫に対する威嚇、
物を壊す・・
暴れまくり、救急車を呼んだのは一度二度では無かったらしい。

母が存命してた頃は何とかしのいでいたが、
父一人になってからは、
己の寂しさと、苛立ちと、もちろん認知症も進んではいたが自身の感情を上手くコントロール出来なくなっていたようだ。

家族が共倒れになる前に専門家に任せる・・・
それしかなかったのだ。

そんな父の様子を、先日姉に聞いた。
家に帰りたいとの思いは薄らいだようだった。
姉が俺に父親との面会を嫌がっていたのも、父が俺を見て家に帰らせろと懇願し、俺が情に負けて家に連れて帰る!なんて言い出しかねないと思ったからだろう。

俺は実家を離れた時点で、全て姉夫婦に任せたつもりだったが。

男一人残された時に、何を生き甲斐に余生を過ごすのか・・・
と、ふと考える。
家族が居ながらいつも一人の俺だが(笑)
泳いだり、日焼けしたり、筋トレしたり、
これらは健全な身体があってこその楽しみ、趣味と言って良いものかわからない。
そんな俺がこれから出来そうな趣味を考えてみると、
まず、水彩画。
あらっ?
これでも一応中学時代に俺の作品を見た審査員の先生に、
「この子は将来、画家でも食べて行ける」
と言われた事があるのです。
信じていたのは亡くなった母親だけだったけど。
あと、手芸。
マッチョな親父がおもむろに編み棒なんて取りだし、器用にコネコネしてたら格好いいと思うのです。
海岸近くの芝生で寝転んで、スケッチしながら、そして毛糸玉と戯れながらラジオを聴き時を過ごす、こんな余生があってもよいか。
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元気なうちは走りたい❗