実家の父親の入院とか、そこに至るまでの姉と義兄の苦労とか、一応俺が長男なんで皆の様子を見に実家に来ました。
これ「電車」ではない。
ディーゼルエンジンを搭載して自走する車両、
「気動車」と呼ばれている。
実家から一番近い駅、寒かった‼
ここは茨城県の取手市、上野から60分でこんな風景、昭和のままです。
昭和のままの風景もあれば、かつては目にする事無い光景もある。
それは日本人以外の人達の姿。
都内でよく見かける観光外国人ではない、ここで生きてる人達です。
が、その国籍がなんとも分からない、中国人でもブラジル人でもない、東洋系でもあり中東系でもある、多様な国々の人達と共に生きる時代を今更ながら感じました。
そんな故郷の実家での朝、自宅ではふだん見ることの無いテレビをつけると、『難民』を取り上げた番組が放送されていた。
アフガニスタン人の男性、母国で日本のNGOの難民支援団体で活動してたところを、タリバンから糾弾され、拷問受け死刑申告まで受け、なんとか日本に渡ってきたレザさん。
難民申請しても認定されず、同志社大学の学生として修学ビザで日本には滞在出来ているが、学生でなくなれは強制送還されてしまう。
国に対して裁判を起こし、難民認定に一石投じようとしている姿を追っていました。
見入ったのは、俺がこういう顔立ちの男性(絶対に嘘をつかない様な)が好きなのもあったのだけれど、日本人として誰しもが考えなければならない問題でした。
結果的には、裁判で争う事を好まない国側の妥協案を、彼がのむ事になる。
声を出さないと分からない、出してくれないと知られない事って多い