おおたくでぷるあっぷ

既婚でゲイのクソ野郎、男好きな人にだけ読んでほしい

別れと出逢いと

一昨日は寂しさと嬉しさと色々感じた日だった。
寂しさは、お別れ。
仕事先で一緒に働いていた他の会社のドライバーが挨拶に来た、
「お世話になりました」
一人は20代の若手の子、転職の為辞めるらしい。
もう一人はもうすぐ70の高齢ドライバー、
この職業からの引退を決めたらしい。
昔堅気のプロドライバーで
誰よりも早く現場に来て準備している人だった。
黙々と仕事をこなす
そんな彼の仕事ぶりを俺は大好きだった。
「身体に気をつけて!」
互いに声かけ合って別れました。
お気に入りの人がだんだん少なくなっていくのが切ない。

しかし嬉しい出逢いも!
久しぶりの居酒屋飲みした帰りに立ち寄った銭湯、
最近sns で噂が広がり、
いわゆるお仲間さんが増えてきてしまった。
この日もそんな雰囲気の人多かった気がする。
俺はその気は無いから顔見るでもなく
ひたすらリラックスしていた。
入浴終え着替え始めた時に一人のマッチョな男子に声掛けられる。
「すみません、昔バレーしてた○○さんではありませんか?」
確かにバレーしてたし俺の名前呼ぶなんて、
怪訝な顔して彼の顔を眺めていたら、

「あっ!もしかして○○くん?」
「そうです!」

感動の再会、
昔Gバレーチームで一緒に練習していたのが彼だった。
四半世紀?
いや30年振りか!
とにかく懐かしい、
一生また会えると思わなかったので、
奇跡としか言いようがない。
その時の時間が23時半頃、
開けてるお店なんて無いだろうから、
近くの公園で語り合う事にした。
二人とも話しが止まらない、
バレーそのものの事、
その後のお互いの人生と近況・・・
嬉しいそして悲しいエピソードの数々、
チームセッターの子が若くしてガンで亡くなってたり、
Gの子が結婚してたり、
ノンケの子が彼の手ほどきでGになり、
そして今は医者になって頑張っているとか。
当時医大を目指してる予備校生の子だったんだよね。

そしてお互いの恋愛遍歴も、
彼は32年間付き合ってる相方がいて一緒に住んでる。
死んで生まれ変わったとしても、
この相方さんと出逢いたいらしい。
それくらいの素敵な関係を続けていた。
でも“遊び”は別らしく
色々なアバンチュールはしてた。
俺も活動を3年前に始めた事や、
最近の傷心した出来事を話した。
自分を責める様に発した言葉を聞いて、

「恋するって素敵じゃないですか!
止めようと思っても止められないのが恋ですよ、
そんな○○さんでいてくれて俺は嬉しいです😊」

涙出た。

3時間くらい公園でひたすら話し続け
もうすぐ日の出になりそうな時間に別れた。
現在もバレーを続けている彼にバレー練習の誘いも受け、
♨️好きの彼との銭湯巡りも約束。
そして昔懐かしいチームメンバーとの再会も設定してくれるらしい。

止まってた時計が一気に動き始めた気がした。