それは、
「蹴上がり」
(笑)
鉄棒の技の一つで、
バーを握って前方に身体を伸ばし
戻る反動で上体をバーの上で起こす
逆上がりとは違って回転しない。
これは高校の体育授業の必須種目だったと思うが
俺は出来なかった。
そう
人生で一度も出来た試しが無い。
当時の体育先生は
ひたすらタイミングが重要だ!
タイミング、タイミング!
しか言ってなかった様な。
指導するメソッドも乏しかったんだろうね。
でも今の時代は便利なもので
YouTubeで蹴上がりを検索すれば
あるわあるわ沢山の動画がアップされていて
暇さえ有ればそれらの動画を見ている。
イメージはついた
こうすれば出来るとのプロセスも分かった
俺の習得へのステップとしては
まず足掛けあがりをマスター。
足掛けあがりというのは
片方の脚の膝裏でバーを挟み
反動でバーの上に上体起こす技
蹴上がりと似た身体の軌道になる。
それと
空中前周り。
お腹にバーを押しつけたまま
前方へ一回転する。
これら二つの技をマスターすれば
蹴上がりも現実に出来る❗️
のでは?
実際やってみた。
丁度練習に良い公園を近所に発見したから
早朝チャレンジ。
足掛けあがりは
昔は出来たので出来ると思ったが〜
まったく出来ず。
空中前周りは
ハナから出来るとは思えなかったので
タオルを腰に回し
両端を手で掴んで回るっていう
一人サポートの方法でやってみた。
一回は出来た
二回目
バリッとタオルが裂けた
エニタイムフィットネスでもらったタオルが〜
タオルがこんな形で裂けるなんて初体験
要するに自らでは何も身体を保持出来て無い証拠。
こうやれば蹴上がり出来るんじゃね⁈
ってイメージがガラガラと崩れてゆく(T . T)
それと普通の公園だから
一般の人もいるわけ
「あのオッサン何やってるのかしらね?」
とは思われてもいいが
出来ない姿をひたすら見せるのは
恥ずかしくないわけがない。
そんな技術体力の壁と
精神的な葛藤を乗り越えないと
人生でやり残した事は実現にならないとの現実に直面した朝だった。