俺がいつも焼いてる公園で日焼け始めてから3年目になるか。
最初の年はラガーパンツで焼き始め、たまに競パンで。
そして昨年からは褌。
ゲイ友によく聞かれるのは、
「恥ずかしくないの?」
と、決まりきった質問。
よく同じ嗜好(ゲイ)の人達が集まる海岸やら土手なんかで、俺と同じ格好の褌姿で焼いている事を聞いたりするが、俺はそういった場所で焼こうとは思わない。
そういった場所でしか褌になれない自分だとしたら、なんか逆に恥ずかしいのよね。
俺が焼いてる場所には、俺の寝ている頭の上を普通に犬が散歩していくし、たまには女のコが直ぐとなりでシャボン玉作って遊んでたりする。
変な人が、変な格好で寝ているからあそこには近づかないでおこうって感じで無く、オジさんもお尻を出す季節になったのね❤(と思われてるかは知らんが)みたいな雰囲気が俺には嬉しい。
おっさんのこんな格好なんて誰も見たいと思って無いだろうし、そもそも俺も見せたいとは思って無いからね。
ただ、あの開放感が堪らなく好きなだけ。
昨日一昨日と日焼けしたが、想像した通り強い陽射しで背中がひりついてしまい、昨日は筋トレするとき肩甲骨を寄せるだけで痛かった。
だから昨日はほとんど肩や背中をガードしてたのだけど、その様子を見たいつもいるTバック兄貴が、
「背中にオイル塗ってないの?」
って聞いてきた。
オイル塗ってやろうか?ではなく、塗ってないの?
この言い方は、オイルは当然自分で塗るもんよ‼って意味が含まれている(笑)
腕や脚、ボディの前面くらいは自分で塗れるが、背面は無理っしょ。
しかし、日焼けを極めてる兄貴は違った。
俺に教えてくれた兄貴流自分の背中にオイルを塗る方法は、こうだ。
まず、表面がキラキラした断熱のアルミシートを用意する。普通の青いレジャーシートでは無い。
兄貴は100均で買った事を強調してた。
地面に敷いたそのシート上に、スプレータイプの日焼けローションを噴霧する。
そこに仰向けに寝て、背中にそのローションを塗りたくるのだ。
背中が痒い時に、壁に背中をスリスリする、あんな感じか。
ついでに背中だけでなく、腋の下やら腹這いになったりシート上でのたうち回れば、ローションプレイの様に全身に塗りたくられるらしい(^_^;
いつもこうしていたのだろう、兄貴の肌はどこを切り取ったとしても同じ色、茶褐色で日本人には見えない。
この方法は、考えるにシート上で汗とオイルまみれになった兄貴が、自然発生的に思い付いたのかも知れないが、自分で自分の背中にオイルを塗るのはこれしかないんじゃない?
早速、今度の日焼けの時には試してみようと思ってる。