先日帰省した長野の松本で大学に通っている息子、今回は帰省中に成人式に参席するとかで、でっかいスーツケースで帰ってきた。
帰宅早々に、
「ちょっとバイト先見に行ってくる・・」
と、一緒に夕食した後出かけて行った。
彼が浪人時代のバイト先のコンビニ店長に、今でも懇意にしてもらい、交通費を出してもらって帰り、夏休みや冬休みにバイトしている。親と一緒にいたく無いのか分からんが、自ら歩いてるのは確かだなぁ。
こいつが生まれて初めて抱き上げた時、両手にすっぽり納まる彼を見て、
「この手を離したら彼は地面に落ちるんだ」
と妙な感覚を覚えた。
俺に100%無条件で命を預けてくれる存在を、生まれてはじめで実感した瞬間だった。
子育ては、ひたすら手をひく様な事から始まった。
そして彼の成長と供に、時に並走し、また背中をおす、そんな時代を経て今になってる。
今の俺には成長した子の姿が、
正しく『背中を押してくれる』存在になったのかな(^^)
手をひいてくれる人もほしい・・